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KeyShot環境とスタジオ

KeyShot 7にはワークフローを拡張する機能が多数追加されました。中には、環境の新機能及びスタジオがあります。
本機能では、一つのシーンに複数の環境を定義でき、スタジオと連携すれば複数のビュー、マテリアル、そして照明をプリセットとして切り替えることができます。

その詳細については以下に説明します。

環境の定義

KeyShotでは環境を使用する際、HDRIをライブラリからシーンにドラッグ・ドロップするとシーン全体の照明条件を「環境」として定義します。
KeyShot 7からはこの機能が拡張され、一つのシーンに複数の環境を定義できます。プロジェクトウインドウの環境タブには、複数のHDRIをドロップできる環境リストがあります。Pro版ではさらに、HDRIエディタが内蔵されておりますので、お好みの環境の作成・編集も可能です。

環境ライブラリの更新

すべてのKeyShot環境はプロシージャルとして変更されました。Pro版のユーザはHDRIエディターを使って各ピンライトを個別で調整できます。HDRIの解像度は4K相当ですが、必要に応じてさらに拡大し、ハイライトや反射などをシャープにレンダーできます。更に屋内・屋外HDRI環境プリセットが増え、KeyShotクラウドサイトではユーザにより作成した環境ファイルを共有できます。

環境リスト

環境タブには環境リストが追加されています。この中からシーンで使いたい複数の環境をプロジェクトにドロップし、リストの環境を選択するとその環境に切り替わります。また、リスト左側のツールより環境を複製、もしくは空の環境を作成できます。

HDRIエディター

Pro版には、環境リストの下に新たに内蔵されたHDRIエディターがあります。環境リストから編集する環境を選択するとHDRIエディターに開けます。モード設定から4つのバックグラウンドモード(カラー、グラデーション、サン・スカイ、イメージ)が選択できます。また、リストに登録する環境は圧縮され、KeyShotのシーンファイル(BIP)の中に保存されます。

KeyShotスタジオ

スタジオとは、カメラ、環境、モデルセット、マルチマテリアルをそれぞれのコンビネーションをプリセットとして結合する新機能です。スタジオを作成する前に、あらかじめカメラ、環境、モデルセット、マルチマテリアルを作成しておくとベストです。
各ステップを以下の動画で説明しています。

カメラを追加

カメラを追加するには、プロジェクトウィンドウのカメラタブを開き、カメラ追加アイコンをクリックします。シーン内にカメラを調整してから保存アイコンをクリックします。

環境を追加

環境を追加するには、プロジェクトウインドウの環境タブを開き、KeyShotライブラリから環境リストに環境HDRIをドラッグ・ドロップ、もしくは右クリックメニューから複製をクリックして追加します。

モデルセットを追加

モデルセットを追加するには、まずプロジェクトウインドウのシーンタブを開きます。(モデルセットはKeyShot 6 のシーンセットと同じ内容です。)
モデルセットには、パーツ表示・非表示状態、パターン設定、位置などを記録でき、マテリアル変更内容も保持されます。モデルセットリストに右クリックするとモデルセットを新規作成できます。有効のモデルセットで変更された要素は自動的に保存されます。

マルチマテリアルを追加

マルチマテリアルを追加するには、パーツをダブルクリックしてマテリアル編集モードに切り替えます。マルチマテリアルボタンを押すとリストが表示、そのリストにライブラリからマテリアルをドラッグ・ドロップ、もしくは既存マテリアルを複製できます。

スタジオを作成

リボンメニューからスタジオボタンを押す(もしくはUキー)、スタジオダイアログを開きます。スタジオ追加ボタンをクリックし、スタジオ名を入力します。スタジオリスト下のチェックボックスに、スタジオに含ませる要素を選択します。ドロップダウンメニューから、スタジオに含ませるコンビネーションを選択すると、自動的にスタジオに保存されます。

ビューセット

KeyShot7のスタジオは、KeyShot 6 のビューセットといくつかの違いがあります。
KeyShot 7以前では、ビューセット(カメラ・環境のコンビ)及びシーンセット(カメラ・ビューセット・モデルセットのコンビ)を作成できました。KeyShot7 のスタジオにはこれらの要素を結合し、カメラ、環境、モデルセット、マテリアルのバリエーションを一つのコンテナにまとめられます。ビューセット・シーンセットの含む過去バージョンのKeyShotモデルをKeyShot 7にインポートすると、各ビュー・シーンセットがスタジオに変換されます。